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エージェントの使い方④「転職サイトでの履歴書、職歴書の書き方②」

前回は転職サイトにて職歴を書くための秘訣として、最初に特徴を上手にまとめて記述しておくと良いことを記載しました。

エージェントは年間を通して数千以上の職歴書などを見ることが多いので、なるべく効率的に効果的に求職者の方の概要や特徴をつかみたいと思っています。特徴がわかると提案するための案件を探すのですが、特徴を読みながらまずは頭の中にある案件とのマッチングを並行して行います。ここのマッチングがバシッと決まるかどうかは一つの大きなポイントとなります。

というのも頭の中にある案件はそれだけ案件についてよく知っているわけですし、さらにその企業についてもある程度頭に入っているため、多角的な判断ができてより精度の高いマッチングができるというわけです。

頭の中に入っている案件でマッチしない場合、あるいは他にも探したい場合は、社内システムなどを使って案件を探します。この際も特徴が理解できていればよりマッチ度の高い案件を効率的に探すことが容易にできます。

ですから求職者の特徴を短時間でつかむのは大変重要なんですね。さて、特徴をうまくまとめられたら次は詳細な職歴を記載しましょう。

エージェントからよいスカウトをもらうには その2

前回も記述したとおりエージェントは求職者の情報をしっかりと読みます。ただし、特徴をうまくまとめていればその後の詳細な情報も頭に入りやすくなります。では詳細な職歴はどのように書くのが良いのでしょうか?

一般的には直近4,5年の職務についてをしっかりと書くことが大事です。

職歴が長い方は最初の頃かしっかりと書かれる方が多いのですが、それが10年以上前のことであれば逆にさらっと記載する程度でも大丈夫です。

あくまでも大事なのは直近のことです。というのも中途採用に関しては即戦力となる人材を探していますから、最近何をやっていてどのような実績を持っていて、当社で何ができるか、ということを理解してもらうことが大事です。

同様に、10年以上前の業務内容を細かく書いてもエージェントはあまり重要視しません(もちろん例外もありますが)。そこに時間をかけて記述するよりは直近に時間をかけるように心がけましょう。

目安としてはここ5年くらいの業務内容をしっかりと書いてください。その際何がどの程度できるかの具体的に書くことが大事です。たとえば

・月次決算の作成

と書くだけではだめです。これでは自分でどこまでできるのか、一部なのか全てなのか、あるいは誰かの指示でできるのか、誰かにやらせているのか、使っているツールは何か、などより具体的に自分ができることを書く必要があります。

ただし、具体的に書けば書くほど量が多くなってしまい逆に見づらくなる可能性もありますので上手にバランスを取りましょう。

また、5年以上前の業務内容についてはトピックス的にピックアップして記述することが良いと思います。

事務作業:
営業事務を中心に見積書作成、発注処理、お客様からの問い合わせ対応を実施。
対象としていた営業担当者は10名で見積書の作成は月間200枚の規模。

などと概要としてまとめてみましょう。

次回はより具体的な職歴の書き方を考えてみたいと思います。


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