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エージェントの使い方③「転職サイトでの履歴書、職歴書の書き方①」

今回は転職サイトから効果的なスカウトをもらうための書き方についてお話ししたいと思います。

エージェントからよいスカウトをもらうには その1

一般的にエージェントは、求職者が登録した情報をしっかりと読んでスカウトを行います。多いときには数十人から百人以上の求職者のデータを見るエージェントも多いためます。せっかくですから自分の転職にとって、よい情報をエージェントからいただきたいところです。そのためにエージェントが見るいくつかのポイントをお伝えいたしますね。

・得意分野を簡潔に最低3つをまとめておく

職歴を書く際に、一番上に自分の得意とすることを3つから5つほど書いておくとよいと思います。たとえば以下のような感じです。

開発エンジニアの場合は、得意な言語や手法、システムのカテゴリ、規模など。
経理の場合は、入出金管理、月次年次、連結決算、財務諸表の作成、利用可能なシステムなど。
営業の場合は、新規、既存など営業スタイル、顧客カテゴリ、売り上げ規模など

さらに、

得意なポジション(マネージャ、プレイングマネジャ、プレイヤーなど)
マネージメント力(何人マネージメントした経験があるかなど)
語学力(実務での経験、TOEICなど)
得意な業界(IT業界、医療業界、自動車業界など)

なども併せて表記するとよいと思います。

これらをできれば3行から5行でうまくまとめて書いておくとエージェントに理解されやすいと思います。

ただし、ここで注意しないといけないのは昔の得意分野はなるべく書かないということです。

たとえば、昔はエンジニアをやっていたが現在は経理をしていると言った場合(極端ですが)、エンジニアの頃に得意だったことは書かない方が良いでしょう。もちろん今でも得意な場合であれば記述しても良いのですが、それが今後やりたい仕事や業務内容と違う場合は記述はしない方が良いと思います。

過去にエンジニアをやっていて今は経理をしているが今後も経理をしていきたい場合は、

・経理の得意な事をメインに記述
・参考程度にエンジニアの経験があるため開発のいろはは理解できている、あるいは、言葉は理解できる、

というような記述が望ましいです。

次にこれはある程度自分で今後のキャリアを決められている場合ですが、転職における希望を記述しておくのも良いと思います。

新しい転職先では、

・どのような業界でどのような業務をやりたいのか?
・今回の転職におけるポイントは何か?
・どのような会社で働きたいか?

などを記述しておくとご希望に添った提案を受けられる可能性があります。

しかしながら、あまりに範囲を狭めすぎると逆に提案を受けずらくなってしまいますので上手にバランスを取るようにしてください。逆にまだ今後のキャリアなどを明確に描けていない場合や、ふわっとしている場合は、その旨を書いておくのも良いと思います。要するに、単に案件だけを提案して欲しいのではなく、

・今後の進む道も含めてしっかりと相談したい

などと書いておくとエージェントもそのつもりで対応いたしますので相互に意思の疎通がしやすいと思います。

転職メディアは言ってみれば、エージェントとのコミュニケーションツールの一つという言い方もできると思います。そのためにはエージェントに理解してもらいたいポイントを上手にまとめるとより効果的な使い方ができると思います。


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