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転職の履歴書で学歴はどこから書く?高校入学・卒業の違いと最終学歴別の記入例を解説

転職時の履歴書で学歴をどこから書くかは、応募先の指定がなければ高校入学・高校卒業・中学校卒業などから選べます。厚生労働省関連の公的資料や大手転職サイトでも案内が異なり、唯一の正解はありません。この記事では、最終学歴別の記入例、中退・ブランクがある場合の対処法、採用担当者に伝わりやすい書き方を解説します。

目次

【結論】転職の履歴書で学歴はどこから書く?高校入学・高校卒業のどちらでもよい

転職時の履歴書は、応募先から指定がなければ、高校入学または高校卒業から学歴を書き始める方法が選べます。ただし、公的機関では中学校卒業からの記載を案内する資料もあります。

  • 高卒の場合:高校入学から記載すると、入学・卒業の経歴を示せる
  • 専門学校卒・短大卒・大卒の場合:高校卒業から書く方法も、高校入学から書く方法もある
  • 大学院修了の場合:大学入学または高校卒業から記載する方法がある
  • 職歴が多い場合:応募先の指定を確認したうえで、学歴の記載範囲を調整する
  • 最も重要なこと:学歴の開始位置よりも、学校名・入学年月・卒業年月・中退歴などを正確に記載する

例えば、転職サイトのdodaは高校入学からの記載を原則としている一方、マイナビ転職は最終学歴によって書き始める位置を分けています。

つまり、「転職だから高校卒業からでなければならない」「中学校卒業から書くと間違い」という考え方は適切ではありません。

これから履歴書を作成する方は、まず応募企業の指定様式と記入条件を確認し、そのうえで自分の学歴と職歴に合った書き方を選びましょう。

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転職時の履歴書における学歴の基本情報

履歴書の学歴欄は、応募者の教育歴を企業に伝えるための項目です。転職活動では職歴や実務経験も重要になるため、学歴欄だけでなく履歴書全体の情報量を考えて記載しましょう。

確認項目 内容
学歴の書き始め 中学校卒業・高校入学・高校卒業など
全国共通の開始位置 参照する公的資料や転職サイトによって案内が異なる
高卒の場合 高校入学からの記載が選択肢
大卒・専門学校卒の場合 高校卒業からの記載も選択肢
大学院修了の場合 大学入学または高校卒業からの記載も選択肢
使用する履歴書 応募先指定の様式、厚生労働省の様式例など
最優先事項 学校名・年月・卒業区分などの正確性
全国の有効求人倍率 1.18倍(2026年8月・季節調整値)
正社員有効求人倍率 1.00倍(2026年8月・季節調整値)
民間給与所得者の平均給与 487万円(2025年・年間を通じて勤務した人)
確認日 2026年10月26日

求人倍率は厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)」、平均給与は国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」に基づきます。これらは転職市場の参考情報であり、学歴の書き始めによる採用率や年収を示すものではありません。

履歴書の学歴はどこから書くのが正しい?公的機関と転職サイトの違い

「転職の履歴書は高校卒業からでよい」と聞いたことがある方もいるでしょう。しかし、実際には公的機関や転職サイトによって案内が異なります。

迷った場合は、それぞれの記載方針を理解したうえで、応募先の指定に合う方法を選ぶことが重要です。

青森労働局は中学校卒業からの記載を案内

青森労働局が公開している「履歴書の書き方」では、学歴について一般的には中学校卒業年次から記載し、高校からは入学・卒業年次を記載する旨を説明しています。

この考え方に沿うと、学歴欄は次のようになります。

年 月 学歴
〇〇年 3月 〇〇市立〇〇中学校 卒業
〇〇年 4月 〇〇県立〇〇高等学校 入学
〇〇年 3月 〇〇県立〇〇高等学校 卒業
〇〇年 4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
〇〇年 3月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業

中学校卒業から記載すると、教育歴を古い順に追いやすくなります。

ただし、これは公的機関が公開している記載例であり、すべての転職希望者が中学校卒業から書かなければならないという意味ではありません。

参考:青森労働局「履歴書の書き方」

dodaは原則として高校入学からの記載を案内

dodaの履歴書作成ガイドでは、学歴は原則として高等学校入学から記入すると案内しています。

同時に、学歴をどこから書くかについて明確な決まりはないことも説明しています。

高校入学から記載する方法なら、次のようにまとめられます。

年 月 学歴
〇〇年 4月 〇〇県立〇〇高等学校 入学
〇〇年 3月 〇〇県立〇〇高等学校 卒業
〇〇年 4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
〇〇年 3月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業

中学校の情報を省略しながら、高校以降の入学・卒業履歴を示せるのが特徴です。

参考:doda「履歴書の学歴・職歴の書き方」

マイナビ転職は最終学歴によって書き始めを分けている

マイナビ転職では、最終学歴に応じた学歴欄の書き方を案内しています。

最終学歴 記載開始位置の案内
高校卒業 高校入学から
専門学校卒業 高校卒業から
大学卒業 高校卒業から
大学院修了 大学入学または高校卒業から

大学卒業者の場合、高校卒業から始めることで、大学の入学・卒業や社会人としての職歴を記載するスペースを確保しやすくなります。

参考:マイナビ転職「履歴書の学歴・職歴の書き方」

Indeedなどでは高校卒業からの記載を案内

Indeedの履歴書作成ガイドでは、中途採用における学歴は高校卒業からが一般的と説明しています。

マンパワーグループの案内でも、転職時には高校卒業からの記載が一般的としながら、中学校から書いても問題ないと説明しています。

また、LHHでは高校入学以降の学歴を漏れなく記載する方法を案内しています。

このように、転職支援サービス間でも記載方法は統一されていません。

参考:Indeed「学歴の書き方」

学歴の開始位置を比較するとどうなる?

出典 案内されている書き始め
青森労働局 一般的には中学校卒業から
doda 原則として高校入学から
マイナビ転職 最終学歴に応じて高校入学・高校卒業など
LHH 高校入学以降
Indeed 中途採用では高校卒業からが一般的
マンパワーグループ 高校卒業からが一般的、中学校からでもよい

応募先から特別な指定がなければ、高校入学から記載する方法は、入学・卒業の経歴をバランスよく示したい場合の選択肢です。

一方、大学卒業者などで職歴欄を広く使いたい場合は、高校卒業からの記載も合理的です。

重要なのは、どこから書くかを一律に決めることではなく、記載した経歴に矛盾や誤りがない状態にすることです。

【最終学歴別】転職する人の履歴書の学歴記入例

ここからは、高卒・専門学校卒・短大卒・大卒・大学院修了など、最終学歴別に履歴書の記入例を紹介します。

記入例の「〇〇年」は、自分の実際の入学年月・卒業年月に置き換えてください。年月は卒業証書や学校の記録などで確認し、推測で記載しないようにしましょう。

高卒の場合は高校入学から書く

最終学歴が高校卒業の場合は、高校入学から書くと教育歴がわかりやすくなります。

年 月 学歴
学歴
〇〇年 4月 〇〇県立〇〇高等学校 普通科 入学
〇〇年 3月 〇〇県立〇〇高等学校 普通科 卒業

高校名は「〇〇高校」などと略さず、できるだけ正式名称を記載しましょう。

商業科・工業科・情報科など、学科がある場合はその名称も正確に記載すると、学んだ分野を伝えやすくなります。

専門学校卒の場合は高校卒業から書く方法もある

最終学歴が専門学校卒業の場合は、高校卒業から記載する方法があります。

年 月 学歴
学歴
〇〇年 3月 〇〇県立〇〇高等学校 卒業
〇〇年 4月 〇〇専門学校 〇〇学科 入学
〇〇年 3月 〇〇専門学校 〇〇学科 卒業

専門学校は学校ごとに正式名称や課程が異なるため、自分が在籍していた学校の表記を確認してください。

専門分野が応募職種と関連する場合は、学科名まで記載することで採用担当者が専門性を理解しやすくなります。

なお、専門学校と呼ばれる教育機関でも制度上の区分は異なる場合があるため、学校の正式な名称・区分を確認して記載することが重要です。

短大卒の場合は高校卒業からでもよい

短期大学卒業の場合も、高校卒業からの記載が選択肢になります。

年 月 学歴
学歴
〇〇年 3月 〇〇高等学校 卒業
〇〇年 4月 〇〇短期大学 〇〇学科 入学
〇〇年 3月 〇〇短期大学 〇〇学科 卒業

短期大学の名称と学科名は、卒業時点の正式名称を確認して記載しましょう。

大卒の場合は高校卒業から書いてもよい

大学卒業者の場合、マイナビ転職の案内に沿って高校卒業から書く方法があります。

年 月 学歴
学歴
〇〇年 3月 〇〇県立〇〇高等学校 卒業
〇〇年 4月 〇〇大学 〇〇学部〇〇学科 入学
〇〇年 3月 〇〇大学 〇〇学部〇〇学科 卒業

もちろん、高校入学から記載する方法もあります。

学歴欄のスペースに余裕があり、教育歴を丁寧に示したいなら高校入学から、転職回数が多く職歴の記載スペースを優先したいなら高校卒業からなど、履歴書全体の構成に応じて選びましょう。

大学院修了の場合は大学入学から書く方法もある

大学院を修了している場合、マイナビ転職では大学入学または高校卒業からの記載を案内しています。

年 月 学歴
学歴
〇〇年 4月 〇〇大学 〇〇学部〇〇学科 入学
〇〇年 3月 〇〇大学 〇〇学部〇〇学科 卒業
〇〇年 4月 〇〇大学大学院 〇〇研究科〇〇専攻 修士課程 入学
〇〇年 3月 〇〇大学大学院 〇〇研究科〇〇専攻 修士課程 修了

大学院については、卒業ではなく修了という表現を使用するのが適切です。

修士課程・博士課程など、自分が在籍した課程の正式名称を確認して記載してください。

研究職や専門職に応募する場合は、研究テーマや専門分野を職務経歴書などで補足することも検討しましょう。

中退・休学・編入・留年がある場合の学歴の書き方

転職活動では、すべての人が入学から卒業まで同じ経歴をたどっているわけではありません。

中退や休学、編入などの経験がある場合は、実際の在籍状況と異なる内容を書かず、経歴を正確に伝えることが重要です。

大学や専門学校を中退した場合

大学や専門学校を中途退学した場合、卒業したかのように記載しないようにしましょう。

年 月 学歴
〇〇年 4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
〇〇年 9月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 中途退学

中退理由について説明が必要な場合は、事実に基づいて簡潔に伝える方法があります。

例えば、家庭の事情や進路変更など、実際の理由を整理しておくと面接で質問された際にも説明しやすくなります。

中途退学の年月は学校の記録などと照合し、正確に記載してください。

高校を中退した場合

高校を中退した場合も、入学した学校と中途退学した事実を正確に記載します。

年 月 学歴
〇〇年 4月 〇〇高等学校 入学
〇〇年 〇月 〇〇高等学校 中途退学

高校中退後に別の学校へ進学した場合は、その学校での入学・卒業などの経歴も続けて記載しましょう。

最終学歴を実際より高く見せるような記載は避け、事実と一致させることが重要です。

大学を休学した場合

休学期間があり、その経緯を説明する必要がある場合は、入学・休学・復学・卒業の流れが伝わるように記載すると整理しやすくなります。

年 月 学歴
〇〇年 4月 〇〇大学〇〇学部 入学
〇〇年 〇月 〇〇大学〇〇学部 休学
〇〇年 〇月 〇〇大学〇〇学部 復学
〇〇年 3月 〇〇大学〇〇学部 卒業

休学の詳細な事情を履歴書にすべて記載する必要があるとは限りません。応募先の指定や説明の必要性を踏まえ、面接などで補足する方法もあります。

転校・編入学した場合

途中で学校が変わった場合は、転校前後の経歴がつながるように記載すると、採用担当者に経緯が伝わりやすくなります。

年 月 学歴
〇〇年 4月 〇〇大学〇〇学部 入学
〇〇年 〇月 △△大学△△学部 編入学
〇〇年 3月 △△大学△△学部 卒業

転入学・編入学などの区分は、実際の学校での扱いに合わせてください。

留年・浪人した場合

留年や浪人の経験がある場合も、基本的には実際の入学・卒業年月を記載することが重要です。

年月を正確に記載すれば、在籍期間が標準的な修業年限と異なる場合でも、事実に即した履歴書になります。

理由を聞かれた際には、過去の状況だけでなく、その経験から得た学びや現在の仕事への取り組み方を説明できるようにしておくとよいでしょう。

転職回数が多くて学歴欄が足りない場合の対処法

社会人経験が長くなると、履歴書に記載する職歴が増え、学歴・職歴欄が足りなくなることがあります。

その場合、学歴の情報をどこまで記載するかを検討しましょう。

高校卒業から書いてスペースを確保する

高校入学から記載していた場合、高校卒業からの記載に変更すると学歴欄を短くできます。

例えば、大学卒業者であれば、次のようにまとめられます。

  • 〇〇高等学校 卒業
  • 〇〇大学〇〇学部 入学
  • 〇〇大学〇〇学部 卒業

応募先が中学校卒業や高校入学からの記載を求めている場合は、その指定を優先してください。

職歴は必要な経歴を正確に記載する

学歴を短くしたとしても、職歴を事実と異なる形にまとめることは避けましょう。

職歴が多い場合は、履歴書に基本的な勤務履歴を記載し、具体的な仕事内容や実績は職務経歴書で説明する方法があります。

履歴書は経歴の全体像、職務経歴書は実務経験や強みを詳しく伝える書類と考えると整理しやすくなります。

詳しくは転職の書類対策完全ガイド|履歴書・職務経歴書の書き方も参考にしてください。

最終学歴だけでよいかは応募先の指示を確認する

職歴が非常に多い場合、学歴の記載範囲をさらに短くしたいと考えることもあるでしょう。

ただし、最終学歴だけを書けば常に十分というわけではありません。

応募先の指定がある場合はその条件に従い、指定がなければ過去の入学・卒業経歴が適切に伝わる範囲を考えて記載しましょう。

履歴書の学歴を書くときに注意したいポイント

学歴の開始位置が決まったら、記載する内容に誤りがないかを確認します。

学歴を高校入学から書くか高校卒業から書くかだけでなく、学校名や年月などの正確性にも注意しましょう。

学校名は正式名称で記載する

高校・大学・専門学校などの名称は、略称ではなく正式名称を記載することをおすすめします。

例えば、「〇〇高」と省略するよりも「〇〇高等学校」と記載した方が、学校の名称を明確に伝えられます。

学校名が在籍当時と現在で異なる場合は、卒業証書などに記載された名称を確認し、必要に応じて現在の名称を補足するとよいでしょう。

学部・学科・専攻を正確に書く

大学や専門学校などでは、学校名だけでなく学部・学科・専攻を記載することで、学んだ内容が伝わりやすくなります。

特に応募する仕事と関連する分野を学んでいる場合は、採用担当者が経歴を理解するための参考情報になります。

西暦と和暦は統一する

学歴と職歴の年号は、西暦または和暦のどちらかにそろえると読みやすくなります。

例えば、学歴欄が西暦なのに職歴欄だけ和暦になっていると、経歴の時系列を追いにくくなる場合があります。

応募先の指定があるときは、その記載方式に合わせましょう。

卒業・修了・中途退学を区別する

学歴欄では、在籍した学校や課程に合わせて卒業・修了・中途退学などを区別する必要があります。

  • 高等学校・大学などを卒業した場合:卒業
  • 大学院の課程を修了した場合:修了
  • 途中で退学した場合:中途退学
  • 現在も在学中の場合:在学中であることが伝わる表記

学歴の区分を曖昧にせず、実際の経歴を正確に記載しましょう。

職歴との時系列を確認する

学歴欄と職歴欄を記載したら、入学・卒業年月と入社・退職年月の関係を確認してください。

働きながら学校に通った場合など、教育歴と職歴が重なるケースもあります。重なりがあること自体ではなく、その経緯を事実に基づいて説明できることが大切です。

厚生労働省の履歴書様式例と転職時の記載ルール

履歴書を作成する際は、厚生労働省が公開している履歴書様式例についても理解しておきましょう。

厚生労働省の履歴書は参考様式であり、企業指定の様式もある

厚生労働省は履歴書の様式例を公表していますが、企業が別の履歴書やエントリーシートを活用することも可能としています。

したがって、厚生労働省の履歴書様式例を必ず使用しなければならないというわけではありません。

応募企業が指定した履歴書や入力フォームを用意している場合は、まずその指定を確認しましょう。

参考:厚生労働省「新たな履歴書の様式例の作成について」

性別欄は任意記載などの変更がある

厚生労働省の履歴書様式例では、性別の記載が任意となっています。

また、以下の項目を設けない形式になっています。

  • 通勤時間
  • 扶養家族数
  • 配偶者
  • 配偶者の扶養義務

このように、履歴書の様式は従来のものから変更されている部分があります。

過去に使用した履歴書をそのまま使う場合も、応募先の指定や必要な記載項目を確認しましょう。

求人条件では業務や勤務地の変更範囲も確認する

2024年4月1日から、求人募集時などに明示すべき労働条件として、業務の変更範囲、就業場所の変更範囲、有期労働契約の更新基準などが追加されています。

学歴欄の書き方とは別の制度ですが、転職先を選ぶ際には、現在の仕事内容や勤務地だけでなく、入社後に変更される可能性がある範囲も確認しておきましょう。

参考:厚生労働省「令和6年4月より、募集時等に明示すべき事項が追加されます」

転職市場の動向は?2026年の求人倍率と平均年収

履歴書を作成する際には、応募書類だけでなく、転職市場の状況も把握しておくと求人選びに役立ちます。

ただし、求人倍率や平均年収は、学歴をどこから書くべきかを判断する基準ではありません。

2026年8月の全国有効求人倍率は1.18倍

厚生労働省が2026年10月2日に公表した「一般職業紹介状況(令和8年8月分)」によると、全国の有効求人倍率は1.18倍で、前月と同水準でした。

指標 2026年8月
有効求人倍率 1.18倍
新規求人倍率 2.06倍
正社員有効求人倍率 1.00倍
月間有効求人数 2,227,740人
新規求人数 718,656人

求人倍率は季節調整値、求人数は原数値です。求人数の単位である「人」は求人の募集人数を表しており、求人広告の掲載件数や募集企業数とは異なります。

また、新規求人倍率は前月から0.04ポイント低下しています。

参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)」

2025年の平均給与は487万円

国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」では、2025年の1年間を通じて勤務した民間給与所得者の平均給与は487万円でした。

区分 平均給与
全体 487万円
正社員・正職員 559万円
正社員・正職員以外 210万円

これらは調査対象となった給与所得者の平均値です。転職者の平均年収や、応募企業が提示する給与を表したものではありません。

求人を比較する際は、平均給与だけで判断せず、基本給・賞与・各種手当・労働時間・仕事内容などを総合的に確認しましょう。

参考:国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」

高校入学から書くメリット・デメリットと高校卒業から書くメリット・デメリット

履歴書の学歴をどこから記載するかによって、記入する情報量が変わります。

それぞれの特徴を理解し、自分の職歴や応募先に合った方法を選びましょう。

高校入学から書くメリット

  • 高校の入学・卒業をまとめて示せる
  • 教育歴を古い順に追いやすい
  • dodaやLHHの案内に沿った記載方法になる
  • 高校からの経歴を丁寧に伝えたい場合に使いやすい

高校入学から書く方法は、学歴欄に余裕があり、入学から卒業までの流れを示したい方に向いています。

高校入学から書くデメリット

  • 高校卒業から書く場合より学歴欄の記載量が増える
  • 職歴が多い場合、記入スペースが不足する可能性がある
  • 応募先の指定内容によっては記載範囲を調整する必要がある

学歴欄の情報量が増えること自体は問題ではありませんが、履歴書全体の読みやすさとのバランスが必要です。

高校卒業から書くメリット

  • 学歴欄を簡潔にまとめられる
  • 大学や専門学校以降の経歴を整理しやすい
  • 職歴に使用できるスペースを確保しやすい
  • Indeedやマイナビ転職の一部の案内に沿った記載方法になる

転職経験があり、職歴の記載量が多い方には高校卒業からの記載が使いやすい場合があります。

高校卒業から書くデメリット

  • 高校の入学年月は記載されない
  • 高校入学からの記載を求められた場合は書き直しが必要になる
  • 中学校卒業から記載する案内とは異なる構成になる

どちらが採用上有利かを断定するのではなく、応募条件への適合性と経歴の正確性を優先してください。

履歴書の学歴に関する疑問と記入例で考える成功・失敗パターン

履歴書の学歴については、どこから書くかだけでなく、中退歴や職歴とのバランスなども気になるポイントです。

ここでは、転職活動で想定される代表的な疑問と、履歴書作成時の成功・失敗パターンを整理します。以下は特定の応募者による実際の体験談や、採用結果を調査した事例ではありません。

成功パターン:応募先の指定を確認してから学歴を書く

応募先の指定書類と記入条件を確認し、それに合わせて学歴を記載する方法です。

企業指定の記載ルールを優先するため、提出前に不要な修正が発生する可能性を減らせます。

応募先の案内を確認してから履歴書を作成することが、基本的な準備として重要です。

成功パターン:職歴が多いため学歴の記載範囲を調整する

大学卒業者が、高校入学から記載していた学歴を高校卒業からの記載に変更し、職歴のスペースを確保するケースです。

応募先から指定がなければ、教育歴を正確に示しながら履歴書を整理する方法として検討できます。

職務経歴書には、担当業務や成果などを詳しく記載しましょう。

失敗パターン:学歴の年月を記憶だけで記載する

学校の入学・卒業年月を曖昧な記憶だけで記載すると、実際の経歴との不一致につながるおそれがあります。

卒業証書などを確認し、職歴との時系列も含めて見直すことが重要です。

失敗パターン:中退した学校を卒業として記載する

大学や専門学校を中退したにもかかわらず卒業と記載すると、事実と異なる学歴になります。

採用手続きなどで経歴の不一致が判明した場合、信頼関係に影響する可能性があります。

中退歴がある場合は、正確に記載したうえで、その後の経験や仕事への意欲を説明できるようにしておきましょう。

口コミ・評判を調べる際の注意点

履歴書の書き方に関する個人の意見は、応募先や本人の経歴によって前提条件が異なります。

高校入学から書く方法を勧める意見と、高校卒業からでよいとする意見があっても、どちらか一方が必ず間違いというわけではありません。

学歴欄の開始位置を決める際は、個人の体験談だけでなく、公的機関や転職サービスの案内、応募先の指定を確認しましょう。

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履歴書の学歴の書き方を確認した方がよい人・優先度が低い人

学歴の書き方を確認した方がよい人

  • 初めて転職活動をする人
  • 高校入学と高校卒業のどちらから書けばよいか迷っている人
  • 専門学校卒・短大卒・大卒・大学院修了などの学歴がある人
  • 中退・休学・編入などの経験がある人
  • 職歴が多く、学歴・職歴欄のスペースが足りない人

特に初めて中途採用に応募する方は、新卒時に作成した履歴書をそのまま使うのではなく、現在の職歴や応募先に合わせた内容へ更新することをおすすめします。

学歴の書き方だけを詳しく調べる優先度が低い人

  • 応募企業から記載開始位置を明確に指定されている人
  • 学歴欄をすでに正確に記入できており、職務経歴書の改善を優先したい人

このような場合は、応募先の指示に従い、職務経歴書・志望動機・自己アピールなどの準備を進めるとよいでしょう。

転職を成功させるための履歴書作成5ステップ

履歴書の学歴欄で迷ったときは、次の順番で作業すると整理しやすくなります。

ステップ1:応募先の履歴書指定を確認する

まずは応募先が指定した履歴書や入力フォーム、記載条件を確認します。

指定がある場合は、その条件に従うことを優先してください。

ステップ2:正確な入学・卒業年月を整理する

卒業証書、学校の記録、過去の履歴書などを照合し、入学・卒業・中途退学などの年月を整理します。

必要に応じて、学校の正式名称や学部・学科名も確認しましょう。

ステップ3:高校入学・高校卒業などの開始位置を決める

応募先から指定がない場合は、自分の最終学歴と職歴の情報量を踏まえて選びます。

高校入学から書く方法は、教育歴を詳しく示したい場合に向いています。

高校卒業から書く方法は、職歴を含めて簡潔に整理したい場合の選択肢です。

ステップ4:学歴・職歴を古い順に記載する

開始位置が決まったら、学歴と職歴をそれぞれ時系列で整理します。

学歴から職歴への流れがわかるように記載し、年月の前後関係を確認しましょう。

ステップ5:誤字・脱字・経歴の不一致を確認する

提出前には、学校名・年月・卒業区分などを見直します。

特に次の点を確認してください。

  • 正式な学校名になっているか
  • 入学・卒業年月が正しいか
  • 中途退学や編入などを正確に記載しているか
  • 西暦と和暦が混在していないか
  • 職歴との時系列に矛盾がないか
  • 応募先指定の記入項目を満たしているか

学歴欄が完成したら、志望動機や自己アピールも含めて応募書類全体を見直しましょう。

転職の履歴書作成に役立つサービス・相談先

学歴の書き方がわかったら、次は応募書類全体の完成度を高める段階です。

経歴の整理に不安がある場合は、転職支援サービスや公的な相談窓口を活用する方法があります。

ユメキャリAgent(転職)

ユメキャリAgent(転職)は、転職活動を進める際の情報収集先として検討できるサービスです。

履歴書の書き方を整理したあと、求人探しや応募準備を進めたい方は、公式案内で対象者や利用条件、支援内容を確認してください。

ユメキャリAgent(転職)の案内を確認する

dodaエージェントサービス

dodaは履歴書・職務経歴書の書き方に関する情報を公開しており、応募書類の作成を進める際の参考になります。

高校入学から学歴を書く方法を確認したい方は、dodaの履歴書作成ガイドも参考にしましょう。

dodaの履歴書作成ガイドを見る

ハローワーク

ハローワークでは、求人情報の提供や就職に関する相談などを行っています。

履歴書の記載内容について迷う場合は、応募書類の作成について相談することも選択肢です。

公的資料に基づく履歴書の書き方を確認したい方は、厚生労働省や労働局が公開する資料も活用しましょう。

履歴書の書き方とあわせて読みたい関連記事

履歴書の学歴欄だけでなく、職務経歴書やほかの記入項目も整えることで、応募先に自分の経歴や強みを伝えやすくなります。

履歴書の学歴はどこから書く?転職時によくある質問

転職する場合、履歴書の学歴は高校卒業からでよいですか?

はい。応募先から特別な指定がなければ、高校卒業から記載する方法があります。

マイナビ転職では大学卒業者や専門学校卒業者などに高校卒業からの記載を案内しており、Indeedでも中途採用では高校卒業からが一般的と説明しています。

一方、dodaでは高校入学からの記載を原則としているため、どちらか一方が絶対的な正解というわけではありません。

転職する場合、中学校卒業から書いても問題ありませんか?

青森労働局の資料では、一般的には中学校卒業年次から記載すると案内しています。

そのため、中学校卒業から学歴を記載する方法もあります。

応募先の指定がある場合は、指定された記載範囲を優先してください。

30代・40代の転職では学歴をどこから書くべきですか?

年代だけで学歴の開始位置が決まるわけではありません。

職歴が多い場合は、高校卒業から記載して学歴欄を簡潔にする方法があります。

一方、学歴欄に十分なスペースがある場合は、高校入学から記載してもよいでしょう。

応募先の指定と、履歴書全体の情報量を踏まえて判断してください。

最終学歴が大学卒業なら大学から書いてもよいですか?

大学卒業者については、マイナビ転職が高校卒業からの記載を案内し、dodaでは原則として高校入学からと説明しています。

大学入学からだけの記載にしたい場合は、応募先の指定を確認し、必要な教育歴が不足しないか考えることをおすすめします。

専門学校卒業の場合は高校卒業から書いてもよいですか?

はい。マイナビ転職では、専門学校卒業者の学歴は高校卒業から記載すると案内しています。

高校卒業、専門学校入学、専門学校卒業の順に整理すると、経歴が伝わりやすくなります。

高校中退の場合、履歴書の学歴はどう書きますか?

高校に入学した事実と、中途退学した事実を正確に記載しましょう。

中途退学を卒業と記載するなど、事実と異なる内容を書くことは避けてください。

その後に別の学校へ進学した場合は、続く学歴も正確に記載します。

履歴書の学歴に空白期間があっても大丈夫ですか?

卒業後に進学や就職まで期間が空いている場合も、経歴を事実どおりに記載することが重要です。

空白期間の理由について質問された場合に備え、当時の状況や、その後の活動について説明できるよう整理しておくとよいでしょう。

学歴の入学年月や卒業年月を忘れた場合はどうすればよいですか?

卒業証書、学校の記録、過去に作成した履歴書などを確認しましょう。

推測で年月を記載するのではなく、実際の経歴と一致させることが重要です。

履歴書の学歴を間違えた場合、書類選考で不利になりますか?

学歴の開始位置については、転職サービスや公的資料でも案内が異なります。

そのため、高校入学から書いたか高校卒業から書いたかだけで、採用結果を断定することはできません。

ただし、学校名・在籍期間・卒業区分などの事実と異なる記載は避ける必要があります。誤りに気づいた場合は、正確な内容へ修正しましょう。

厚生労働省の履歴書を使わなければいけませんか?

いいえ。厚生労働省が公表している履歴書は参考様式であり、企業が別の履歴書やエントリーシートを活用することも可能です。

応募企業が指定している場合は、その様式を使用しましょう。

履歴書の学歴だけでなく職歴も添削してもらえますか?

転職支援サービスや公的な就職相談窓口などで、応募書類の作成について相談する方法があります。

具体的な支援範囲はサービスや窓口によって異なるため、利用前に案内を確認してください。

確認できなかった点

2026年10月26日時点の調査では、以下の点について、一般化できる客観的な根拠を確認できませんでした。

  • 高校入学から記載した場合と高校卒業から記載した場合の書類選考通過率の差
  • 学歴の開始位置によって転職後の年収が変わることを示す統計
  • 学歴の記載方法別に比較した採用担当者の評価割合
  • 履歴書の学歴欄について、特定の開始位置を支持する口コミの全国的な割合
  • 記事で紹介した各転職サービスにおける、学歴欄の添削による採用効果

こうした点は、特定の書き方が採用に必ず有利だと判断する根拠にはできません。応募企業の指定を満たし、正確で読みやすい履歴書を作成することを優先しましょう。

まとめ|転職の履歴書は学歴の開始位置よりも正確な記載が重要

転職時の履歴書で学歴をどこから書くかについて、全国共通の開始位置を一律に断定することはできません。

dodaは原則として高校入学から、マイナビ転職は最終学歴によって高校入学・高校卒業などを案内しています。また、青森労働局では中学校卒業からの記載を説明しています。

大切なポイントを整理すると、次のとおりです。

  • 応募先が指定した履歴書や記載条件がある場合は、最初に確認する
  • 高卒の場合は高校入学から書く方法がある
  • 専門学校卒・短大卒・大卒の場合は高校卒業から書く方法もある
  • 大学院修了の場合は大学入学または高校卒業から記載する方法もある
  • 中退・休学・編入などの経歴は事実を正確に記載する
  • 職歴が多い場合は履歴書全体のバランスを考える
  • 学校名・年月・卒業区分などの誤りを防ぐ

高校入学から書くか高校卒業から書くかに悩みすぎるより、応募先に必要な経歴を正確に伝えられることが重要です。

まずは学校名と年月を整理し、学歴欄を完成させましょう。その後、職歴・志望動機・自己アピールを整え、希望条件に合う求人への応募準備を進めてください。

\ 履歴書を完成させて転職準備を進めよう /

履歴書の学歴・職歴を整理できたら、希望する仕事内容や勤務条件も明確にしておきましょう。転職活動を進める際は、ユメキャリAgent(転職)のサービス内容も比較してみてください。

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最終確認日:2026年10月26日

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