転職サイトは数十種類以上あり、「結局どれに登録すればいいの?」と迷う方が大半です。結論から言えば、doda・リクルートエージェント・ビズリーチの3社を軸に、自分の年代・目的に合ったサービスを1〜2社追加して併用するのが、2026年現在もっとも効率的な転職活動の進め方です。
結論:まず登録すべき転職サイトはこの3社
転職を考え始めたら、タイプの異なる以下の3サービスにまず登録しましょう。求人検索型・エージェント型・スカウト型を1つずつ押さえることで、求人の取りこぼしを防ぎ、自分の市場価値を客観的に把握できます。
| サービス名 | タイプ | 公開求人数(2026年2月時点) | おすすめの人 |
|---|---|---|---|
| doda | サイト+エージェント一体型 | 約272,000件 | 幅広い選択肢から自分で探しつつ、プロのサポートも受けたい人 |
| リクルートエージェント | エージェント型 | 公開+非公開で約90万件以上 | 書類添削・面接対策など手厚い支援を受けたい人 |
| ビズリーチ | スカウト型 | 約127,000件 | 年収600万円以上で、企業やヘッドハンターからの直接オファーを受けたい人 |
主要転職サイト12社の基本情報比較
以下に、2026年2月時点で主要な転職サイト・転職エージェント12社の基本情報をまとめました。求人数は時期によって変動しますが、サービス選びの目安として活用してください。
| サービス名 | 運営会社 | 種別 | 公開求人数 | 対象層 | 料金 |
|---|---|---|---|---|---|
| doda | パーソルキャリア | サイト+エージェント一体型 | 約272,000件 | 全年代 | 無料 |
| リクルートエージェント | リクルート | エージェント型 | 非公開含め約90万件以上 | 全年代 | 無料 |
| リクナビNEXT | リクルート | 約1,281,000件以上 | 全年代 | 無料 | |
| ビズリーチ | ビジョナル | スカウト型 | 約127,000件 | ハイクラス(年収600万円以上) | 基本無料(有料プランあり) |
| マイナビ転職 | マイナビ | 約27,900件 | 20代〜30代 | 無料 | |
| JACリクルートメント | ジェイエイシーリクルートメント | エージェント型 | 約21,000件 | ハイクラス・外資系 | 無料 |
| パソナキャリア | パソナ | エージェント型 | 約45,000件 | 全年代(女性に強い) | 無料 |
| リクルートダイレクトスカウト | リクルート | スカウト型 | 約360,000件 | ハイクラス | 無料 |
| doda X | パーソルキャリア | スカウト型 | 約60,000件 | ハイクラス | 無料 |
| type転職エージェント | キャリアデザインセンター | エージェント型 | 約12,000件 | IT・Web・営業 | 無料 |
| Green | アトラエ | 約30,000件 | IT・Web業界 | 無料 | |
| マイナビジョブ20’s | マイナビ | エージェント型 | 約7,600件 | 20代・第二新卒 | 無料 |
転職サイトと転職エージェントの違いを理解しよう
転職サービスを比較する際、まず知っておくべきなのが「転職サイト」と「転職エージェント」の違いです。転職サイトは自分で求人を検索して応募する自走型のサービスで、リクナビNEXTやマイナビ転職が代表格です。自分のペースで情報収集できる反面、書類作成や面接対策は自力で行う必要があります。
一方、転職エージェントはキャリアアドバイザーが求人の紹介から書類添削、面接対策、年収交渉まで一貫してサポートしてくれるサービスです。リクルートエージェントやJACリクルートメントが該当します。また、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトのような「スカウト型」は、職務経歴を登録しておくだけで企業やヘッドハンターから直接オファーが届く仕組みです。
dodaのようにサイト機能とエージェント機能の両方を備えたサービスもあります。転職活動を効率的に進めるには、これら3つのタイプから最低1つずつ登録して併用するのがおすすめです。
失敗しない転職サイトの選び方|3つの判断基準
転職サイトは「とりあえず有名どころ」で選ぶと、自分に合わない求人ばかり届いて時間を無駄にする恐れがあります。以下の3つの基準で絞り込むと、効率よく自分に合ったサービスが見つかります。
基準①:自分の年代・キャリアステージに合っているか
20代・第二新卒であればマイナビジョブ20’sやマイナビ転職のように若手向けの求人が豊富なサービスが適しています。30代でキャリアアップを目指すなら求人数の多いdodaやリクルートエージェントが頼りになります。40代以上でマネジメント経験がある方は、ビズリーチやJACリクルートメントといったハイクラス向けサービスを軸にすると、年収ダウンを避けやすくなります。
基準②:希望する業界・職種の求人が充実しているか
IT・Web業界への転職を希望するなら、GreenやType転職エージェントのように業界特化型のサービスに強みがあります。外資系企業やグローバル求人を探しているならJACリクルートメントが圧倒的な実績を持っています。総合型と特化型を組み合わせることで、求人の質と量を両立できます。
基準③:求めるサポートレベルに合っているか
「転職が初めてで不安」という方は、職務経歴書の添削や面接対策が充実しているリクルートエージェントやパソナキャリアのようなエージェント型が安心です。逆に「自分のペースで進めたい」「まずは情報収集だけ」という方は、リクナビNEXTやdodaの求人検索機能を中心に使うのが効率的です。
年代別おすすめ転職サイト
20代・第二新卒におすすめ
社会人経験が浅い20代や第二新卒の方には、未経験歓迎・ポテンシャル採用の求人が多いサービスが適しています。マイナビジョブ20’sは20代に特化しており、アドバイザーも若手のキャリア支援に精通しています。dodaやリクルートエージェントも20代向けの求人を多数保有しているので、幅広い選択肢を確保するために併用がおすすめです。リクナビNEXTのグッドポイント診断は自分の強みを言語化してくれるため、自己分析に不安がある転職初心者にとくに評判が高いツールです。
30代におすすめ
30代はキャリアの方向性が定まりつつある時期で、「年収アップ」「マネジメントポジション」「専門性を活かした転職」といった明確な目的がある方が多くなります。dodaとリクルートエージェントの併用で求人の母数を確保しつつ、年収600万円以上を目指すならビズリーチにも登録しておくと、スカウト経由で思わぬ好条件のオファーが届くことがあります。
40代・50代におすすめ
40代以降の転職は求人の絶対数が減るため、ハイクラス向けサービスとの組み合わせが重要になります。ビズリーチ、JACリクルートメント、リクルートダイレクトスカウトの3つが中心的な選択肢です。とくにJACリクルートメントは管理職・専門職の転職支援に強く、外資系・日系大手の非公開求人を多く保有しています。リクルートエージェントも40代向けの求人を相当数持っているため、エージェントに相談しながら進めるのがおすすめです。
目的別おすすめ転職サイト
ハイクラス転職(年収600万円以上)を目指す方
現年収が600万円以上ある方、あるいはそのレンジを目指す方には、ビズリーチ・リクルートダイレクトスカウト・doda Xの3つのスカウト型サービスを推奨します。ビズリーチは登録しておくだけで企業やヘッドハンターからのスカウトが届くため、忙しい現職中でも効率よく転職活動を進められます。JACリクルートメントのコンサルタントは業界・企業に精通しており、年収交渉の場面でも頼りになります。
IT・エンジニア転職を希望する方
IT・Web業界に特化したGreenはカジュアル面談の文化が根づいており、企業の雰囲気をつかみやすいのが魅力です。type転職エージェントも首都圏のIT企業に強いパイプを持っています。さらに大手総合型のdodaやリクルートエージェントにもIT・エンジニア求人は豊富にあるため、特化型と総合型の併用が効果的です。
女性の転職
パソナキャリアは女性の転職支援に力を入れており、女性のキャリアアドバイザーも多く在籍しています。時短勤務やフレックス制度のある求人、女性管理職の登用実績がある企業など、女性ならではの条件で絞り込みたい場合に適しています。dodaも女性向け特集ページを充実させており、ライフイベントを考慮したキャリア相談に対応しています。
利用者の口コミ・評判から見る各サービスのリアルな評価
高く評価されているポイント
SNSやレビューサイトの口コミを横断的に調査すると、各サービスに対して一貫して評価されているポイントが見えてきます。dodaは「求人数の多さ」と「年収査定・キャリアタイプ診断などの無料ツールの精度が高い」という声が目立ちます。ある利用者は「dodaの年収査定とキャリアタイプ診断は無料なのにかなり精度が高く、自己分析の参考になった」と評価しています。
リクルートエージェントは「書類添削・面接対策の質が高い」という口コミが多く、「企業ごとに過去の質問傾向を教えてもらえるのが強い」という具体的な評価も見られます。面接対策セミナーの充実度は業界トップクラスといえます。
ビズリーチは「登録しておくだけでスカウトが届き、今すぐ転職しなくても市場価値がわかる」という点が好評です。とくにハイクラス層から、受動的に情報収集できる利便性が支持されています。
リクナビNEXTのグッドポイント診断は「自分の強みが言語化されて職務経歴書に使えた」という声が多く、転職初心者の自己分析ツールとして根強い人気があります。
不満が多いポイント
一方、ネガティブな口コミでもっとも多いのは「メール・電話の通知が多すぎる」という点です。dodaやリクルートエージェントでは「登録したら1日に何十通もメールが届き、希望と違う求人も混ざっていて整理が大変」という声が複数確認されています。これはメール設定やプッシュ通知の調整である程度対応できるので、登録後すぐに通知設定を見直すことをおすすめします。
もう一つの頻出する不満が「担当者の当たり外れ」です。リクルートエージェントやdodaのようなエージェント型サービスでは、キャリアアドバイザーの対応が事務的だったという声も見られます。ただし、これはどのエージェントでも起こり得ることで、担当変更を依頼すれば対応してもらえるケースがほとんどです。合わないと感じたら遠慮なく変更を申し出ましょう。
こんな人にはこのサービスがおすすめ
「とにかく多くの求人を見比べたい」という方はdodaが最適です。転職サイトとエージェントの機能が一体化しているため、自分で探しながらプロにも相談できるという柔軟さがあります。会員登録者数が約1,032万人と業界最大級の規模を誇り、求人の幅広さは折り紙つきです。
「転職活動の進め方がわからない」「書類や面接が不安」という方はリクルートエージェントを軸にしましょう。業界最大級の非公開求人数と、企業ごとにカスタマイズされた面接対策が最大の強みです。転職成功率を上げたいなら、まずここに相談するのが王道です。
「年収を下げたくない」「自分の市場価値を知りたい」という方はビズリーチです。スカウト機能を活用すれば、現在の自分にどのレベルの企業からオファーが来るかが可視化されます。転職を本格的に考える前の情報収集フェーズでも役立ちます。
「IT・Web業界でカジュアルに転職先を探したい」という方にはGreenが向いています。企業と直接やりとりできるカジュアル面談制度があり、堅苦しくない雰囲気で企業文化を確認できます。
「20代で初めての転職」という方はマイナビジョブ20’sを候補に入れてください。20代に特化しているため、未経験OKの求人が多く、アドバイザーも若手の転職事情に詳しいのが安心材料です。
転職サイトを複数登録して併用するメリット
転職サイトは1社だけに絞るより、2〜3社を併用した方が圧倒的に有利です。その理由は3つあります。
まず、各サービスが保有する求人には重複もありますが、それぞれ独占求人や非公開求人を持っているため、1社だけでは出会えない求人が確実に存在します。リクルートエージェントの非公開求人は約20万件以上と言われており、dodaやビズリーチにも他社にはない独自の案件があります。
次に、担当キャリアアドバイザーとの相性を比較できるメリットがあります。前述のとおり担当者には当たり外れがあるため、複数のエージェントに登録しておけば、もっとも信頼できるアドバイザーを選んで重点的に相談できます。
最後に、転職サイト型(自分で検索)・エージェント型(プロが紹介)・スカウト型(企業からオファー)を組み合わせることで、求人との接点が格段に増えます。転職活動は情報戦の側面が強く、選択肢の母数を増やすことが成功の確率を高めます。
転職活動に役立つ書籍やガイドブックも参考にしたい方は、Amazonで「転職サイト おすすめ」を探すこともおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q. 転職サイトと転職エージェントはどちらを使うべきですか?
どちらか一方ではなく、両方を併用するのがおすすめです。転職サイトで自分のペースで求人を探しつつ、転職エージェントで非公開求人の紹介や書類添削・面接対策のサポートを受けることで、転職成功率が高まります。dodaのように両方の機能を備えたサービスもあるので、迷ったらまずdodaに登録するのが効率的です。
Q. 転職サイトは何社くらい登録すべきですか?
2〜3社の併用がもっとも効率的です。1社だけだと求人の取りこぼしがあり、5社以上になると連絡やスケジュール管理が煩雑になります。「総合型1社+エージェント型1社+スカウト型1社」のように異なるタイプを組み合わせるのが理想的な登録パターンです。
Q. 転職サイトの利用は本当に無料ですか?
はい、この記事で紹介しているすべてのサービスは求職者側の利用料が無料です。転職サイト・転職エージェントは採用企業からの手数料や広告費で運営されているため、求職者が費用を負担することはありません。ビズリーチには有料プランもありますが、無料プランだけでもスカウトの受信は可能です。
Q. 現在在職中でも転職サイトに登録できますか?
もちろん可能です。実際に転職サイトの利用者の大半は在職中に登録しています。ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトのようなスカウト型は、職務経歴を登録しておくだけで企業からオファーが届くため、在職中の忙しい方にもとくに向いています。現在の勤務先にバレないよう、企業ブロック機能を設定しておくと安心です。
Q. 20代で職歴が短くても転職エージェントを使えますか?
使えます。マイナビジョブ20’sは20代・第二新卒に特化しており、職歴が1〜2年の方にも対応しています。リクルートエージェントやdodaでも20代向けの求人は多数あり、キャリアアドバイザーが経験の浅い方のアピールポイントを一緒に整理してくれます。社会人経験が浅いことを理由に遠慮する必要はまったくありません。
Q. スカウト型の転職サイトではどのくらいスカウトが届きますか?
職務経歴の充実度や現年収、スキルセットによって大きく異なります。ビズリーチの場合、プロフィールを詳しく記載すれば登録後1週間以内に複数のスカウトが届くケースが多いと報告されています。スカウトの質と量を上げるコツは、職務経歴書をできるだけ具体的に記載し、定期的にログインして「アクティブユーザー」として認識されることです。
Q. 転職サイト経由で転職すると年収は上がりますか?
転職で年収が上がるかどうかはサイトの種類よりも、現在のスキル・経験と転職先の条件次第です。ただし、転職エージェントを利用すると内定後の年収交渉をアドバイザーが代行してくれるため、自力で応募するよりも年収アップの可能性が高まります。ハイクラス向けのビズリーチやJACリクルートメントでは、年収アップを前提としたスカウトが多い傾向があります。
まとめ:自分に合った転職サイトに今日登録しよう
転職サイト選びで大切なのは、「完璧な1社」を探すことではなく、タイプの異なるサービスを2〜3社組み合わせて、自分に合った求人と出会う確率を最大化することです。
迷ったら、まずdoda・リクルートエージェント・ビズリーチの3社に登録するのが2026年現在もっとも確実な選択です。その上で、20代ならマイナビジョブ20’s、IT業界志望ならGreen、ハイクラス転職ならJACリクルートメントを追加する、というように自分の状況に合わせてカスタマイズしていきましょう。
転職サイトの登録はすべて無料で、5分もあれば完了します。「いつか転職したい」と思っている段階でも、早めに登録して求人情報に触れておくことで、いざというときにスムーズに動き出せます。まずは気になるサービスに登録して、今の自分にどんな選択肢があるのかを確認するところから始めてみてください。

コメント