【地獄から這い上がったビックマウスな勝負師】男たちの転職・プロ野球を引退した男たち編パート①

2016年12月7日

アビリティスタッフの高山さんからまたブログ記事の依頼が来た。

 

なんでもブログのネタに困っているらしい。

よくまあ、こんな変わり者に何度も記事を依頼をしてくれるものだが、いずれにしても私は美人の頼みは断らない主義だ。

 

テーマは今回だけは転職と絡めてくれ言われた。仕方ない。

それも、女性である彼女が書けない、男性視点で書いてくれと。

 

つまり男の転職だ。

 

私はお気に入りのガールズバーへの道を歩きながら考えた。

 

いったい男にとって転職とは何なのだ。

 

男にとって、食い扶持を変えることの意味はなんなのかと。

 

そして、閃いた。

 

やはり、あいつらの生き方を見せてもらうしかない。

 

勝負の中に生きた男達が、第二の人生で、どんな運命を切り拓いているのかを。

 

華やかなスポットライトから、一転、必ずしも望ますにその世界を追われた男達の生き様を見れば、

 

きっと何かが掴めるはず。

 

このブログをご覧の男性には、しっかり見届けていただきたい。

 

うるさいほど個性的なあいつらの生き様を。

 

その目に、しっかり焼き付けるんだ!!

 

男たちの転職 プロ野球を引退した男たち編パート①

【地獄から這い上がったビックマウスな勝負師】

加藤哲郎(元近鉄バファローズ)

 

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今の若い人はもう近鉄という球団があったころすら知らないかも知れない。

そして、その打線がいてまえ打線や猛牛打線と呼ばれ、優勝争いをしていたチームであったことなど、もう記憶にも薄い方が多いことだろう。

相手がどうあれ、全員ひたすら打ちまくるという打線が目立つ中で、ひときわ個性的なピッチャーがいた。

それが加藤哲郎だ。

 

当時のコアな近鉄ファンの中では彼のハチャメチャな言動は有名だったが、何と言っても、彼の名前を全国区にしたのが、近鉄悲願の日本一をかけた、巨人との日本シリーズでの有名な世紀のビックマウス発言だ。

 

「巨人はロッテより弱い」

 

日本シリーズ開幕後、近鉄はなんと巨人に三連勝、その三勝目の勝利投手となったのが加藤だった。

日本一に王手をかけた勝利インタビューで、彼はいつものチャラチャラした態度で言い放った。

「シーズン中のほうがよっぽどしんどかった。相手も強かったし」

 

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https://www.youtube.com/watch?v=LaBBU8CcXjA

 

シーズン中というのは、当時常勝軍団と呼ばれた西武との激闘を制した、パリーグの闘いのことである。

ちなみに彼は「ロッテより巨人は弱い」とは発言していない。(ロッテはそのシーズンのパリーグの最下位のチーム)

だが、言ってはいないが、明らかに、最終戦近くまでもつれたパリーグでの激戦にくらべれば、巨人なんて大したことない、という雰囲気が出ていた。いや、加藤でなくてもおそらく近鉄ファンは皆そう感じていたはずだ。

それほど、当時の西武を打ち負かし、パリーグを制することが大変だったのだ。

 

ただ、普通の人だと相手にも配慮して思ったことすべては言わないのだが、加藤はそれを口にしてしまう男だった。

そんな計算も出来ない鈍臭い、しかし裏表の無さが、意外にも彼の魅力だったのだ。

彼は本当に愛すべきキャラクターだった。

 

結局その発言をきっかけに、マスコミによっても巨人は近鉄の選手に馬鹿にされた、というムードが作られて行き、巨人は発奮、逆に近鉄は萎縮した。

絵に描いたようなまさに、相手に火をつけた「余計な一言」となり、近鉄は壮絶な四連敗で逆転負け、日本一を逃した。

そしてその後、近鉄球団は消滅。ついに日本一になることはなかった。

加藤の一言は、たった一言で流れががらりと変わる勝負の世界の厳しさをまざまざと教えてくれた。

今では伝説となっている。

 

さあ、そしていよいよ

男の転職だ。

 

災いのビックマウスで日本一を逃し、そこからもうプロ野球選手として輝きを見せることはなかった男が

新たに掴み取った天職が

 

これだ!!

 

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http://mtetsuro.blogspot.jp/2014_04_01_archive.html

 

プロ雀士!!

 

今や関西四天王とまで呼ばれる腕前で、雀荘も経営し、テレビなどでも活躍している。

 

あのとき、うっかりのビックマウスで、勝利を手のひらから滑り落とした男が、

今まさに血みどろの勝負の世界で生き抜いている。

 

熱い。

熱いぜ哲郎!

 

この男の失言で、近鉄はファン悲願の日本一を永久に失った。

そして近鉄という球団までも消滅し、チームの記録や記憶は風化していった。

 

それでもこの男のビックマウス伝説は鮮やかな記憶として息づいている。

 

さあ、男たちよ!

この男の生き様を、刮目せよ!

 

この男の生き方に何かを感じたのなら

 

転職の相談はアビリティスタッフへ。

 

今すぐにだ!

 

 

ゲスト寄稿:ミスターO